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無事生還

  • 2014/08/17(日) 01:42:39


本日、無事生還しました!

神居古潭から台場に入ると、
やっぱり「ただいまぁ~」って感じになりますね(^-^)

旅に出発する瞬間と、帰ってきた時の瞬間は
同じくらい嬉しいもんです。

さてさて、今回のツーリング
題して・・・



東北ツーリング2014
8月13日~16日
3泊4日の夫婦バイク旅

酒と疲労と男と女
部屋と濡れたシャツと私




ツーリングの話というより、
いつも通り食べ物の話ばっかりなんで
しばしの間、お付き合いくだせぇ。







まずは出発日の13日から!

苫小牧発八戸行きのフェリーが21:15出港ということで、
14時過ぎに旭川を出発。
12号線の混雑を回避するべく、芦別から夕張を抜けていくルートに。

お盆時期だからなのか?わからないけど、
旭川から芦別に向かう道と、芦別から桂沢湖方面に向かう道の2箇所で
ネズミ捕りやってました。
パッシングで教えてくれた車の運転手さん、ありがとうございますっ!m(_ _)m







18:00 苫小牧に到着。
胆振地方では有名なラーメンのチェーン店
「羅魅陀(らみた)」で夕食。

五目あんかけ焼きそば・こってり味噌ラーメンが
店主のオススメということで、







こってり味噌(ピリ辛)

見た目は意外と普通かな?







胡麻と唐辛子と・・・あと謎の粒子

ん~。
なんだろう。

舌にビリビリくるから、山椒とかなのかな。

こってり具合は「油の量」で調節しているので、
味噌ダレの濃厚さを求めて頼んだ自分としてはちょっと残念。
決して不味くはないんだけどね。
その証拠に50人も入店できる店内ですが、たくさんのお客さんで賑わってましたよ。







札幌に近いせいか、旭川人には馴染みの薄い
通称 札幌ゴム麺

こうなってくると、
逆にこってり油の辻褄が合ってくる。

スープ冷めにくい、麺伸びにくい・・・とかいうヤツだ。


おっと、
ラーメン語ってる場合じゃないべ。
フェリーに乗らないと!











一人旅だと、移動になるべくお金をかけたくないので、
このような豪華絢爛なお部屋に泊まることは絶対にありえません。

広々とした大広間(2等部屋)の中で、知らない人の寝息を感じつつ
耳栓を頼りに寝るのが私の定石。

しかし、なんて優雅なんだ・・・。
個室最高です。







八戸までは僅か7時間半。

フェリーには1時間半前から乗れるので、
実質9時間くらいの乗船時間。

乗船直後の風呂サバイバルを勝ち抜き、
キンキンに冷えたビールを流し込み
出港したらすぐに寝る!くらいじゃないと
疲れもとれなきゃ、酒も抜けません。

21:15 定刻通り 出港です。







4:45 定刻通り 到着

早いってばよ~
寒いし。
バイクなんぞ乗りたくないよ。


くっせ!







なんだよ、ウシちゃん達も乗ってたの?
ストレス半端なかっただろうね。
うんP漏れちゃってたもんね。

続く・・・

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小岩井農場&雫石バーガー

  • 2014/08/18(月) 23:10:16


時間は午前5時。
気温はまだ20度以下。

走り出せば、体感温度はまだまだ下がる。
嫌だなぁ~

8月14日
長い長い・・・2日目のスタートです。







フェリーの先端付近にある開口部。
あそこから続々とライダー達が出てきます。

本日の予定は、ここ青森県八戸市をスタートし
岩手県の小岩井農場に寄って、温泉に入って
秋田県の大館市で1泊という流れ。


走行距離は250kmそこそこなんだけど、
問題なのはその道路事情。

国道なのに1車線は当たり前、
直角を軽く超えた鋭角カーブも当たり前。
民家と民家の間の庭みたいな道路も国道。
まぁ~・・・疲れるんです。







小岩井農場は盛岡市のすぐお隣。
小雨もパラつくなか、とりあえず100km走ります。







休憩を挟みながら、約3時間で到着。

まだ9時前なのに、駐車場には次から次へと
家族連れの車が入ってきます。
閑静な農場を想像していたのに、かなり騒々しいね。







「はて、入園料?」

どゆこと?

新鮮なミルクを一気飲みしようと思っただけなんだけどな。
ここで大リバースしたヤスケンみたいに。







でも、中に入って納得。
ここはちょっとしたテーマパークみたいなんだ。
特に子供が喜びそうなものがたくさんあったよ。







そんなものには目もくれず(遊びたい気持ちを抑えて)
とりあえず朝ごはん。







のむヨーグルト

ウエスタンかイオンにあるかも知れない。

ダメよ~ダメダメ!
そんなことを考えてはダメだね。







のむヨーグルトくらいでは腹の足しにもならぬ!

さらなる朝食を目指し、
盛岡市と秋田県田沢湖を結ぶ国道沿いにある
雫石町の道の駅へ。







2年前もここで朝食を摂って、それはそれは感激したんだ。

しかし、ここで思い出補正というものを思い知らされる。

記憶は美化されるというヤツだ。







あの時食べたイワナは本当に美味しかった。

もちろん今回もたべるぞ!
張り切って嫁にもオススメする。







うまそ~!!
ではでは、いただきま~す!!

・・・

・・・

んっ・・・?
なんだか、焼きが足りてないような・・・。

前回は骨を感じることもなく、まるごと一匹平らげたけど
今回はやけに骨を感じる。
サイズが少し大きいからかな?

そうそう!
イワナは頭が一番美味しいんだ。
そう思って、一気にかぶりついたけど
やはり焼きが足りないのだと確信した。


おうぇ・・・


こうなると、お口の中はもうパニック状態。
こんなものを飲み込めるわけもなく

嫁に「ひょっとふぉいれひってふる」(ちょっとトイレ行ってくる)
と告げて席を立つ僕。

しかし、僕が歩き出した方向に残念ながらトイレは無かった。
吐く準備が万端だったイワナの頭を再度、口の中に押し込み
口をパクパクして呼吸する金魚な僕。

いつ嘔吐してもおかしくない。
イワナ以外のものまで出て来そうだ。

先ほどトイレに行くと告げた嫁の横を
無言でスーっと通り過ぎ、トイレに到着。
事なきを得た。







こうなりゃ、口直しだ!
半ばヤケクソになった僕は1本1000円の雫石牛に手を出してしまう。
それも嫁の許可なしでだ。







イワナは生焼けに近かったが、
今度はまさかの焼きすぎだ。

とてもじゃないが、キロ1万の肉を扱っているとは思えない手さばき。
鉄板に押さえつけながらジュージュー焼いてた。

僕は悟った。
これはテキ屋のそれだと。







結果、レトルトハンバーグの雫石バーガーが一番美味しかった。
湯煎したハンバーグとはいえ、雫石牛を楽しめる一品だと思う。

なんにせよ・・・
2年前、初めての東北ツーリングで大いに舞い上がり
思い出を補正しまくった自分が一番憎かった。







ウネウネ、クネクネ道路の直前。
景色がいいところで写メる。
嫁もこのあと地獄を見ることになった。






東北が唯一裏切らないのは、間違いなく

温泉だ♨

乳頭温泉も酸ヶ湯温泉も良いけど、
僕的には八幡平にある、この後生掛温泉が一番好きだ。

特に泥湯。その名の通り、温泉の泥がたっぷり。
しかも、ぬる湯なのでずっと入ってられる。
泥パックなんかすれば、ツルツル美人間違いなしだ。







いや~
最高 (๑≧౪≦)

イワナのことも綺麗さっぱり忘れたよ。







時間は昼過ぎ。

もう動きたくないけど、
大館まで走らなければ。

そう、夜にはこのツーリング最大の目的である、
あの店に行くことになっているからね。

次回、完結・・・かな。

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完結編 比内地鶏と悪夢再び

  • 2014/08/20(水) 01:00:01


さぁ~、
ツーリング日記も今夜で完結ですよ!


イワナに随分と苦しめられた後、
後生掛温泉ですっかり癒されて・・・の続きです。

青森をスタートし、岩手を経由して
やっとこさ秋田県に突入です。







2年前と同じルートで比内に入りました。
比内のとなりが今夜の宿泊地、大館市。
目的地はもうすぐそこ!







道路沿いでニワトリさんが歓迎してくれてました。
今夜、君をたべちゃうからね(ΦωΦ)







宿も前回と同じビジネスホテル。

こんなビジネスホテルでも
大浴場はしっかりと温泉なんだよね(*゚▽゚*)

東北はこういうところが最高だよ。







ここが今回の旅、最大の目的地

秋田比内や大館本店

さすがに思い出補正はないと思うんだけど・・・
昼間のこと(イワナ事件)があって、少しだけナーバスになってました。







自信満々で、前回と同じコースを注文したのですが、
何かが違う・・・。

メニュー表もちょっと違う。
あれがない!
一番の目的のあれがない!!

漫画 「美味しんぼ」でも紹介された

比内鶏のもも焼きが無い!!




「すいませ~ん、あのぉ~、もも焼きって無いんですか??」

「ごめんなさいね、お盆だからメニューから外してるの」




はぁぁっ!?



(^-^)


(^-^)


・゜・(ノД`)・゜・



そりゃ、あんまりだ。

いくらかけて比内鶏を食いに来たと思ってんだ・・・。
こちとら海を渡ってきてんだよぉ~。


「そうですか・・・それは仕方ないですね」


なぜだ?俺!
なんで・・・

「北海道から来たんですよ~旦那ァ。」
「食わしてくださいよぉ~」

そのセリフが言えないんだ!俺!
ちくしょう。。。







親子丼は変わらぬ美味しさ。
でも、もも焼きはたべれない。







畑のほうき・・・じゃない
畑のキャビア、とんぶり。

プチプチとした食感は確かにキャビアだ。
生臭い感じは一切ない。
これ一度食べてみたかったんだよね。







比内鶏の半熟卵が付いたつくね。
なんとも豪勢な月見つくねだ。
味は格別だけど、やっぱり目的は・・・

もういいもん。







そして翌朝。

2年前と全く同じ状況に驚愕する。
どうやら比内鶏を食べると大雨に当たるらしい。

昨夜といい、今朝といい・・・。
僕は大館を嫌いになっちゃいそうだよ・・・。

雨に当たることくらい覚悟してたけど、
あまりにも勢いが良すぎる。

バイクを屋根のあるホテルの玄関前に移動させて
荷物を積み込もうとしたとき、事件は起きた。



玄関前を占拠している2台の車。
どうみてもロケ車だ。

しばらく待ったが、その車に乗り込むヤツは全然現れない。
こっちはすでにカッパでフル装備状態だ。

暑いんだ。もう。

荷物の積み込みと防水対策くらいは濡れずにやりたい。
だから、我慢してしばらく待った。
だけど、一向に現れる気配がない。

「どこぞの芸能人よ!」
心の声も思わず口に出てしまった。

さらに待ったが、まだ出てこないので、
ロケコーディネーターの責任者らしきヤツに声をかけ
車を下げてもらった。

無事、荷物を積んでると・・・

出てきた。

てっきり山本譲二か氷川きよしかと思ってたが
日本人ではなかった。

総勢7~8名のK-POPグループだった。

この状況・・・。
K-POP好きの女の子なら発狂して、失神して、失禁するくらいの距離感だ。

だが、オレは違う。
ロビーをカッパ姿で散々待たされた、Jボーイだ。


「玄関はみんなのものでしょうが!」
心の中でそう言っておいた。


しかし、ひどい雨だ。


3日目となる8月15日。
帰りのフェリーは22時。

本当は酸ヶ湯温泉や奥入瀬渓流、十和田湖をめぐる予定だったけど
その行程は全てキャンセルとなった。
この雨の中、走り続けるのは危険だからね。
特に嫁さんは。







川のような国道をひた走り、時にはトンネルで休憩しながら
まっすぐ八戸に向かうことにしました。
時間は余るけど、市内には何かあるだろうし。







というわけで、無事八戸に到着。
フェリー埠頭にバイクを止めて、一旦着替え
新八温泉というところにタクシーで行ったあと・・・







八戸で一番有名な市場。
八食センターにやってきました。







凄い人の数でした。
お盆だからだと思いますけど。







観光客相手のお店で早めの夕食です。
もう疲れてるので好きなものを頼むことにしました。







うにいくら丼 2500円
たけぇ。

いくらの下のご飯が透けて見えてます(笑)
いくら一層スタイル。







うにの味はそこそこかな。
あまちゃんの舞台になったあのへんで採れるやつらしい。

これじゃ全然足らんので、ラーメンも頼んだ。







たしか460円だったかな。
昔風でおいしかったです(^-^)







そして、サヨナラの時間 

東北のみなさん

また会う日まで ( ´ ▽ ` )ノ







青森の地酒で旅の思い出をじっくりと味わいます。

この時間がたまらなく良い。


フェリー内の売店で氷セットを貰えたので、

キンキンの冷酒を頂くことができた。

しかし、その容器が・・・







CAT




おしまい m(_ _)m

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