駅前ビル 「むらい」の肉なべ

  • 2014/05/13(火) 22:58:28

駅前ビル


時代に淘汰されることなく

あの頃のままで居てくれる


初めて行くのに「帰ってきた」なんて思えるお店

旭川の玄関にあるからこそ、旅から帰ってきた人達を

変わらずに待ってくれてるのかな、とも思う







さぁ行こう!地下へ!

気持ちは上がっているのに、階段は下るという憎い演出







看板に色気は無いが、食い気は感じる

肉なべ の力強い文字に対して、

昭和のセンスが光り輝く、むらいの 

一本伸ばすのが流行なのだ







ドリフのコントと見紛うメニューの少なさは

店主がラジカセを持って質屋に行ってしまわないか、という不安さえ覚える


看板に偽りなくメニューは本当に鍋だけ

鍋が安すぎて、焼酎がインフレを起こしている


この時代に四種類の鍋だけで勝負するなんて

何かとてつもない秘密があるに違いない







まずは「とりもつ鍋」でお手並み拝見と参ろう

二人前だが、酒のつまみには充分な量だ


冷凍のとりもつに、長葱、玉葱、白菜、豆腐、太めのしらたき

浅めの鍋はどこか「ちりとり鍋」にも似ている


しかしながら、この時点でどんな味なのか想像も出来ない

しばしの間、火を入れて待つことにしよう







白菜から十分な水分が出てきた頃、ようやくこの鍋の全貌が明らかとなった

恐る恐るレンゲでスープをすくい口に運んでみる


優しい・・・

醤油ベースの甘辛いスープはとても優しい味だ

「上を向いて歩こう」の英題にそっくりな味と言っても良い


しかし、これがこの「むらい」の屋台骨を支える味というには

いささかの疑問が残る


追加だ

追加しよう

全種類を制覇したいのは山々だが、現実的にはこれが最後の注文だ

私たちが選択したのは・・・







やはりと言うべきか、ホルモン鍋だ

今日は特に内臓が好きな男が四人も集まってしまったのだ

内臓系男子だ 肉食系男子よりワイルドではないだろうか



モテる モテない モテる モテない

頭の中ではランドセルを背負った少年の頃の私が

まるで花占いでもやるかのように

内臓系男子の恋の行方を占っていた

モテない・・・







絶望のあまり、ゴッドファーザーのテーマソングが

脳内で再生されていた時、静かにホルモン鍋が産声を上げた


そこにハッキリと見えた「むらい」のこだわり

とりもつ鍋とは明らかに違う

鍋からの香り、そしてこのスープの色







その時、店主から無言で一味唐辛子が差し出された

かけたほうが美味いぞ・・・と、言っているに違いない


無言の力とはそういうものだ

匙を投げられた側の人間は、妄想を爆発させるしかないのだ



こっ・・・この味は!!

味噌と生姜のハーモニーが爆発的な旨みを創造している!!


なんていう美味さなんだ

陳腐な言葉ではとても表現しきれない


強いて言うならば、ノスタルジック神鍋 

むらいのホルモン鍋はそんな味だ



それではまた!

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