消えた写真

  • 2014/08/21(木) 23:59:32

夏になると、必ず放送されるのが
「恐怖映像100連発」的な番組。

時代と共に、映像技術の革新と共に
昔では考えられないような恐怖映像に仕上がっている。

あまりの恐さに作り物だと確信してしまうレベルだ。
行き過ぎた恐怖映像は、もはや笑うしかない。

特に外国人による投稿動画。
日本のホラー映画見すぎ(笑)


とはいえ、怪談話は
やはり夏の風物詩。

TVショーとして楽しむには、
最高のエンタメだと思う。

僕が幼い頃といえば、
「あなたの知らない世界」か
ラジオから流れてくる怪談話くらいだった。



なんで突然こんな話??
そうですよね(笑)
そうなんです。



大体にして、僕は恐がりなんです。
幽霊の類なんか本当に苦手。

よく霊を怖がる人に、霊は寄らないって話があるでしょ?
あれは絶対に嘘。



それなら、僕はこんな経験をしなかったはず。
あれからもう何年経ったかな。

僕の経験した、恐怖の思い出。
聞いてもらって良いですか?


あっ、大槻教授みたいな人とか
怖いの苦手な人は見ないで下さいね(^^;;
気分が悪くなっても責任はとれませんので・・・。


あえて、この話にタイトルをつけるとしたら、
そうですね・・・

これにします。






  「消えた写真」





今から十数年前の話です。

当時、僕は札幌に住んでいました。
学生の身分で車を持っていた僕は
友人を引き連れては、夜な夜な
いろいろな場所に遊びに行ってました。

よくある話ですけど、
その中でも一番行ったのが
心霊スポットと呼ばれる場所。

今では絶対に行かない場所ですが、
当時は毎週のように行ってました。


平和の滝
西岡水源地
小別沢トンネル

旧展望閣
朝里病院

中国人墓地
神居古潭
円形校舎


わからない人にはなんのこっちゃですが、
そっち方面では割と有名なところなんです。

ただ、有名だからといって何が起きるわけでもありません。
集団ヒステリーさえ起こさなければ、幽霊の存在さえ
怪しまれるほどです。

だからこそ、しょっちゅう遊びに行ってたんですよね。
でも、心霊スポットに行き過ぎると
精神的に鬱になってしまう人もいるらしく、
とてもじゃないけど、励行されるような遊びじゃないです。



「どうせ、なんも起きないって」



そんな事をよく言ってました。
2002年の夏までは。





その夜も僕たちは心霊スポットに向かっていた。
みんなで小銭を出し合い、ガソリンを入れて。

車は僕と友人Kの2台体制。
メンバーは全員で6人だったと思う。


6人は多い方だった。
いつもは3人か4人。

例え人が少なくても、心霊スポットに行けば、
そこには好き者たちが集まっているので、
妙な連帯感が生まれたりして、
すぐに友達になる、なんて事も珍しくなかった。



深夜0時過ぎ。



到着したのは旧展望閣。
小樽水族館の上の方にあるホテル跡だ。

展望閣という名の通り、眺めはとても素晴らしい。
それもその筈で、ホテルは断崖絶壁の立地。

鉄筋コンクリートの建物は内装がないくらいで、
ホテルの原型は意外にもしっかりと残っていた。

しかし、中は当然ボロボロなので
それらしい雰囲気は楽しめたのだ。



ここには何回も来ていたが、
一度も怖い体験をしたことはなかった。

怖い噂もあまりなく、
初心者向けの心霊スポットと言ったところだろう。



僕らが着いた時、駐車場にまだ車はなく
誰もいないようだった。

僕たち6人だけで、ホテル内を探検し、
「じゃぁ、出るか」と言って建物から出ようとした時、

事件は起きた。



ドサッ!!



我々の足元に突然、何かが落ちてきた。
いや、飛び込んで来たと言ってもいい。

慌てて懐中電灯でその方向を照らすも、
ホテルの周囲は背の高い草っぱらで覆われており、

ホテルの入口から駐車場までの一本道しか
視界はほとんどない。

そんな中、友人の一人が無言で走り始めた。
「おい!どうしたんだよ!?」
そう言った僕らも、すでに全力疾走を始めてた。




入口は一つ。
駐車場も一つ。
我々以外には誰もいなかった。

落ちてきた物の音が
コンクリート片などの数kgの音ではなく
明らかにもっと重い塊が落下したような音。

我々の足元に何か落とすには
二階の屋根の部分から、投げ出さないと不可能。




この状況。
あなたはどう考えますか。
動物か何かだったのでしょうか。




「やべぇ~、超怖ぇ」

「怖いって、ハハハ!」

「写真撮った?」

「撮れるわけないべ!」

「だよね、ハハハ!」




そしてこのあと・・・

僕らは禁断の地
朝里病院へと向かったのでした。




すべてはこの夜から幕を開けたのです。

悔やんでも悔やみきれない、あの夏の思い出。

本当の恐怖はこれから始まります。




後半へ続く


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今、こうして書いていても
背筋がゾクゾクしてきますね。
一気に書くのはやっぱり無理です(笑)

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この記事に対するコメント

お久しぶりです。
あのぉ・・・続きがすごく気になります。
どんな恐怖が待っているのでしょうか。

  • 投稿者: oku
  • 2014/08/23(土) 13:06:00
  • [編集]

OKUさん

お久しぶりです!

続き、書きました!
まさか楽しみにしてくれてる人がいるとは思いませんでした(笑)
ありがとうございます(*゚▽゚*)

  • 投稿者: パーキー
  • 2014/08/23(土) 17:21:07
  • [編集]

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